| 野尻抱影先生の随筆から:
「一年の空を通じて三つの輝星がほぼ同じ間隔で一文字を描いているものが三対ある、すなわち冬のオリオンのミツボシと、夏のさそり座のアンタレースを中心とする三星と、おなじく鷲座のアルタイルを中心とする三星である」(『星と伝説』星の追いかけ伝説)。
「三星は千葉・茨城では主として三チョーノホシ、三チョーレンだが、埼玉・群馬・栃木地方では三ジョーサマで、これは明星をミョージョーと言うように「三星さま」のことと思われる。…それが福島・宮城・岩手地方に入ると三ダイショーとなる。…なお仙台では蠍座の三星を三ダイミョウ(三大名)と呼んで伊達・上杉・南部三家をさすものらしいと聞いたが、これは明らかに三ダイショーが化けたので、正しくは三つ星を言うものに違いない」(『星三百六十五話』冬)。
蠍座の三星は赤い星で有名なアンタレースとその上下の星だそうです。地元ですから当然一番目立つ赤星が伊達様の星なのでしょう。
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